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#107

YOU ARE WHAT YOU MEET !!

9年

半年に一度の定期検査も終わり。特に異常なく無事通過となりました。
主治医の話では、最後の肺の手術から9年とのこと。そりゃぁ歳もとります。
再発無しで5年過ぎたら、一先ず安心だよと言われてなんとなく目指していた5年という節目すら、既に5年前になろうとしています。
検査が終わる度に、ふっと逃病を思い起こしては、沢山の人への感謝の思いが強くなり、
そして何故か、穏やかな気持ちになっていきます。無事生きながらえるだけでなく、充実した日々を過ごせているからなんだなと、実感できます。


今日、診察の待合室で順番を待っていた時。僕の前に診察室へ入って行った若い女性とその旦那さんらしき二人がいました。
10分経っても20分経っても出て来ず、ふっと自分が初めて転移を告げられた時のことを思い出してしまいました。
今日と同じ、だれもいない診察待合室でした。
あの女性は、どんな顔をしてあの扉から出てくるのだろう。旦那さんは、どんな表情で隣に付き添うのだろう。
そんなことを考え出したら、その場にいることもできず、誰もいない待合室でオロオロと歩き回っていたら、
診察室から女性の明るい笑い声が聞こえてきて、間も無く笑顔の二人が出てきました。
どんな内容の会話がなされていたのか、どんな状況なのかはうかがい知れるわけもありませんが、
手を取り合って診察室を後にする若い二人の姿を見て少し安心しました。
女性は病院服だったので、化学療法か、手術待ちの入院か…なんにせよ、二人の未来に幸あれと願うばかりです。

そんな様に、ふっと人の心配ができるようになったのも、病から随分遠くまで逃げてこれた心の余裕からくるものなのだろうと感じました。


若くして癌を患う少年少女達に、いつか僕も何か出来たらいいなと思いつつも、慌てて見切り発射せずゆっくり考えたいと思います。
先ずは自分自信がもう少しまともな社会人にならないとお話になりませんが、修行に励みつつ心の片隅で、自分の分野からできるアプローチを模索していこうと、そんな思いになった一日でした。

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  1. 2014/03/20(木) 14:52:44|
  2. 最近考えてること
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