FC2ブログ

#107

YOU ARE WHAT YOU MEET !!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

Brazil2008 Travel Report #08 サン・パウロ美術館MASP

masp01.jpg

今日は、サン・パウロ美術館をレポートします。
Museu de Arte de Sao PauloでMASP。USPがウスピーだったので、これはマスピーでしょうか。
設計はローマ生まれの女性建築家のリナ・ボ・バルディです。
大きな赤い柱と梁によって、コンクリートとガラスのヴォリュームがつり下げられている。
アイデアは単純明快ですが、力強さと女性らしい軽やかさが共存しているといった印象を受けました。

この日は午前中雨が降っていて、まだ空が曇っています。
青空と赤い柱梁のコントラストが見たかったなぁ。



masp08.jpg

MASPがある通りは、Paulistaというサン・パウロの経済の中心地。
上下3車線ずつの通りの両側には、オフィスビルが建ち並んでいます。

masp02.jpg

そんな、隙間なくビルが建ち並んでいる所に、このピロティによってスカッと視線が抜ける。
しかもこの場所は高台になっているので、そのまま向こうの空まで視線が抜ける様になっています。

masp06.jpg

ピロティ内部より見上げる。結構この下は圧巻です。しかしよくこのヴォリュームを4本足で支えているもんです...。

masp07.jpg

反対側はこんな感じ、あのガラスのエレベーターは後から付け足されてものかな。
エントランスはエレベーターか階段を使って、ピロティの下から潜り込んで行くという感じ。

masp09.jpg

ピロティを通り抜けて反対側から見る。
ピロティの先は、ちょっとした広場になっています。
こちら側から見ると、向こう側の公園が森が四角く切り取られて見え、高層オフィス街にいるとは思えない景色ですね。

g-map-masp2.png

Google Mapで見てみましたが、MASPと道を挟んで反対側に四角い公園がありますね(中心がMASP)。
きっと、この公園の緑から道路を越えてピロティを突き抜けて空まで繋がる、
道路と直行するもう一つの視線の軸を作りたかったんだろうなと、勝手に想像しました(画像上破線矢印)。

masp-memo.jpg

スケッチブックにはこんなメモが。
左上の絵、一応断面なのですが、右側が森で、道路があって、ピロティを抜け反対側の広場へ。
図にも示している様に高台になっているので、視線がスコーンと抜けるのです。
スケッチの右側にある、途中で描くの諦めた感満載の絵に突っ込みは無しということでご容赦を......(-_-;)

masp03.jpg

内部空間の撮影は禁止だったのでここで見せられないのですが、
内部はまぁ...ね。でかい四角な箱の中という感じだったよ。 

masp-memo02.jpg

スケッチブックには謎のスケッチが残されていました。
プラン自体は単なる四角いがらんどうなんですが、天井がちょっと特徴的でした。
赤い二本の梁と直行する方向にヴォールトが平行に配されている。それが右上のスケッチね、一応...(^_^;)
これが構造なのか、それとも照明効果を狙ったものなのかはちょっとわからなかった。
内部の展示は絵画だったので、ヴォリュームの4面のガラスは遮光されていました。
これが自然光だったら興味深かったのだけど、やはり絵画の展示空間に自然光はタブーであるのはブラジルも同じ様です。

lina_bo_bardi_f_004.jpg

最後のもう一枚スケッチを。
これは私のスケッチではなく、リナ・ボ・バルディの描いたものです。
ピロティをくぐる事で、都会の喧噪を一瞬忘れ、広い空と沢山のアート、そしてピロティの向こうの緑を感じる、
都市の真ん中のオアシスを作ろうとしたんですね~、きっと。
私が訪れた時は、外部の広場での野外展示は行なわれていませんでした...残念です。

ちなみに、もっと色々な写真が見たい場合は、Googleの画像検索か何かで、
"Museu de Arte de Sao Paulo"で検索すると、青空の下の画像や、航空写真、建設中の画像なんかが見られます。
興味のある方は是非。

さて、#09はオスカー・ニーマイヤーを訪ねます。
イビラプエラ公園の一連の建築と、南アメリカ記念公園の一連の建築があるのですが、
一度で書ききれるかはちょっとわかりません。お楽しみに~。
  1. 2011/05/21(土) 06:51:37|
  2. 旅行記 ブラジル2008
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<SPACE BALLOON PROJECT | ホーム | Brazil2008 Travel Report #07 サン・パウロ大学建築学科棟>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://architraveler.blog2.fc2.com/tb.php/876-8eb41a05
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。