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セカンドオピニオン

先日、mixiのメッセージで、子宮がんと向き合っている方にメッセージをいただきました。
肺に多発生の転移があり、現在入院中の病院では手術ができず、抗がん剤のみの治療と言われていたそうです。
でも、違うお医者さんの意見も聞きたいとの思いから、セカンドオピニオンを依頼する先を探しているとのことでした。

結局、僕の経験からは大した情報も提供できずじまいで、とても申し訳ない思いをしていたのですが、
先程mixiの日記で、セカンドオピニオン先がみつかり、しかも手術できることになったそうです!

お医者さんは、肺に数カ所ある転移を見て、
「これくらいなら、見えてるものは取りきれますよ」
と言ってくださったそうで...

この言葉が、どれだけ彼女に希望を与えたか、考えただけで泣けてしまいました...
手術は大変だと思いますが、心より応援しています。



以前にも、何度かこの様な御相談をmixi経由でいただいたことがあります。
癌の治療の事だったり、義足の事だったり。
でもその度に、僕は大した情報を提供できず、毎回歯痒い思いをしています。
しかしながら、結局癌も、人によって様々で、それぞれが特殊解でしか無いんですよね。
義足だって、ほんの数センチ残った足の長さが違ったり、運動神経の違いで、全く違う話になってしまう。
なので、「こうすればいいですよ」なんてことは、まさか言えないのです。
「僕の場合は、こうでした。」というのが限界。それは、折角メッセージを下さった方に対して非常に申し訳ないなと思いつつ、仕方ないのですよね。

僕は運良く(?)セカンドオピニオンを使おうという様なことも無く、最初に入院した病院で全ての治療が受ることができ、
肺への転移も、2回とも切除しやすい場所にできていて、すぐに治療できた運の良いケースですが、
知り合いには何人もセカンドオピニオンを受けている方がいらっしゃいました。
意外にも病院や先生によって意見や治療法が違い、転院される方や転院されてくる方も何人もいらっしゃいました。
結局、必ず効くという治療法が無い今、治療方法を探したり、決めたり、あるいは治療をやめたりするのも、最終的には自分で判断しなくてはなりません。
とても難しいことであるし、結局答えなんて無いので、最後は「えいやー」になってしまいますが、
それでも自分の納得のいく方法で治療を受けることが一番だよなと思います。
セカンドオピニオンを利用できるチャンスがあるのであれば、納得がいくまでやってみるのがいいと思います。



人の生死に関して、特に自分の命に関しては、癌を経てかなりドライに捉える様になっていました。
それは決してネガティブなイメージではなく、決して逆らえない自然の大きな流れの中に、ぷかりぷかりと浮いている様なイメージです。
流れに逆らったところで、人間の力ではどうにもできない。だから流れに身を任せるだけだ...と。
しかしながら、「生きる時は生き、死ぬ時は死ぬのだ」などと、半分悟ったフリをしていても、

「これくらいなら見えてるもの(転移)は取りきれますよ」

という言葉を聞いた彼女の心を想像しただけで、急に「生きたい」という感情がぶわっとこみ上げてきます。
ドライに澄ました僕の心など、いとも簡単に揺さぶられて、さっきまでぷかりぷかりと浮いていたものが、急に焦ってもがき出したりしてしまったりするのです...。


でもまぁ、それが人間らしいのかもしれません。
生にしがみついたって、いいじゃないですかね。
生きるということは、こんなにも楽しいのですからね。

  1. 2012/05/31(木) 00:11:54|
  2. 最近考えてること
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