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涼を納れながら日本語を考える

nouryou


「涼を納れる」

 という言葉をケータイで変換しながら、「イレル」という音の持つ意味の多さに改めて日本語というものを考える。

 これは何かで読んだのか、誰かから聞いたのか忘れてしまったけど(なので正しいかどうかわからないということを事前に言い訳しておく)、
現在の日本語の元となる「大和言葉」が成熟しきる前に、大陸から漢字が伝来したことで、
その時点で存在していた音を、漢字に当てはめてしまった。
だから、「音」としてはそれ以上発展せず、よって日本語には同音異義語が多いのだそうな。

 確かに考えてみれば、50音と言えど実際は子音に5種類の母音が組み合わさっているだけだから、
純粋な「音」の数だけで言えばたったの10個しか無い(「ん」を入れると11個?)。
英語で言えばA〜Zまで26音のうち母音を除けば21個?そこにthやらshなんかが加わると、
純粋な「音」だけで日本語の2.5倍くらいあるわけだ。これに母音を掛け合わせるわけだから、音による表現の数はものすごい差だ(ちなみにヒンディーにはTの発音だけで4つあるらしい...)。

 これだけ差があるのに、表現しなくてはならない物事の数はかわらないのだから、そりゃダブルよね。
でも、日本の美は引き算にあるとすれば、音が少ないからこそ踏める韻や、同じ音だけど違う意味を組み合わせる言葉遊びである駄洒落も、
音が少ないからこそ生まれた日本語独特のユーモアかもしれない(他の言語にもあるかもしれませんがね^^;)。

 最近...というかここ10年くらいおもしろいなと思って傍観しているのは、インターネットの世界で発展している、いわゆる「2ちゃん用語」というやつ。
その発展の仕方はいろいろあるけど、その多くは「誤変換」が定着したものだったりする。
これは、ローマ字変換で日本語を打ち、変換キーで変換する時、間違ったものを選択したまま実行キーを押してしまうことにより生ずる。
それが、時折「なんかこの表現いいね」となって、一種の公用語として定着するというものだ。
有名な「萌え」も、その誤変換から生まれたというのは割と有名な話(?)。
他にも、「うぽつ」や「香具師」等、誤変換が多重に重なって形成された言葉もあり、調べれば調べる程はまってしまうのだ...

ちなみに...
うぽつは アップロードお疲れ→UP乙→うp乙→うぽつ という進化を遂げている
香具師は 奴→ヤツ→ヤシ→香具師 となり、本来の「香具師」とは全く違った意味で流通している2ちゃん用語だ

話を戻すと(汗)、これはそもそも、日本語に同音異義語が多いという言語的な性質に、ローマ字変換という行為が加わり、更にはインターネットという物理的な距離をキャンセルしてしまう技術によって、
言語の発展としては本来考えられないくらいのスピードで広まり、定着したというわけだ。
今では海外でも通じる(ニュアンスが通じてるかは微妙だけど...)というのだから驚き。

 数年前に、恵比寿の写真美術館で開催された、村上隆がコーディネートしていた「おたく展」のベネチアビエンナーレ凱旋展示を見ながら、
そんなことを考えていたな...と、ふと川に足を突っ込み青空を見上げながら思い出していましたとさ。


うーん、朝から変なこと考えたな...。頭寒足熱の逆をやったからだな。全ては、暑さのせいだ、暑さの。
しかし「おたく展」は2004年かぁ...リアルに10年前だ...
  1. 2013/07/06(土) 09:13:08|
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